カオスチャイルドTrueルートクリアしました。
Trueルート開放して、さてどこでルート探すのかな?なんて思ってたらタイトルにデカデカとTRUEの文字。そうか、これで良かったんだよね
前作、カオスチャイルドはプレイ済みだから、どんな残虐な事件が起ころうと
どんな理解不能なことが起ころうと、全ては妄想を具現化できる能力で生み出されたモノ。
そして同じ能力によって事件は解決されると弁えた上でプレイしていたけど
TRUEを終えたイマ感じる率直な気持ちは、、楽しかったです。
点数にすると70点くらい。
例えて言うと、エヴァンゲリオンTVシリーズを観終わった後、みたいな。
色々とおかしなとこあるけど、まぁ楽しめたからいっか、的な
ここからはネタバレで!とか、moreタグ付けたりとか
こんなとこわざわざ読んでる人いるとは思えないから付けないけど
舞台の設定が、現実の日本でニコニコ動画ならぬニヤニヤ動画や
TwitterFacebookなどSNSが氾濫している世の中
渋谷の大地震を経験してカオスチャイルド症候群になった人達
その人達の見た目が、若者であろうとまるで老人のようになっているという設定(Akiraのタカシやキヨコみたいな)
そして、自分達が老人のような見た目になっているということを全く気付かない(脳内でそう処理されている?)
ここがどうにも受け入れがたい。
例えば、実際の人間同士ではそういった処理が脳内でされるとしても、写真でもそれが適用されるのはおかしくない?とか。
考察を見ると、伏線は色々と貼っていたらしいが(碧朋学園では手すりが多く取り付けられてる、主人公が息を切らすシーンが頻繁.etc)
苦しい気がする。
あー、なるほどね、とは行かない。
当の本人達がネットも現実も隔離された状態でなければ。
普通に渋谷を歩いたりスマホでネットを検索できたりできている時点で、そこに気づかないのはおかしい。
ディカプリオの出演したシャッターアイランドという映画も観終わった後、それはずるいわ、と思った記憶があるけど
カオスチャイルド症候群では無い、久野里澪、神成岳志視点で物語が進行している場面では
主人公達は本当の見た目(老人)で表すのが正しいんじゃないのかな
思考誘導とか何でもありな世界観で何言っちゃってんの?とか言われそうだけど
何でもありな設定に乗っかった上で話したい。やはりこれも妄想パワーでそう見せてたということなのか
まぁ、ナニワトモアレ
TRUEのラストシーンはけっこう切ない気分になりました。
個人的にほとんどのネタバレを観た後での個別ルートはあまり興味がなく
かなりスキップで飛ばしながらの作業になってしまったけど
それでも、それなりの長い時間を使ったカオスチャイルドという世界には愛着も出て
プレイ後は買って、プレイして、良かったと思っています。
最後に、きっとこのシリーズまだ続く(もう一つくらいだろうか)のだろうけど
どんな目を引く事件も全て妄想パワーでやってんだろー、と我々プレイヤーは思ってしまうので、そこを更にひっくり返す、更なる、更なる!妄想パワーを志倉千代丸氏には期待したいと思います。
もう僕なんかは、川に浮いたちっちゃい浮き輪に乗っかった気分で新作をプレイするので
存分にひっくり返して、ずぶ濡れにしちゃってください。期待してます。